第二次世界大戦に於て日本神風特別攻撃隊が最初に飛立った飛行場
ダニエル・ディソン氏が1974年建立し、1991年6月のピナツボ火山噴火の降灰で埋まった最初の特攻隊記念碑
昭和十九年十月二十一日、関大尉以下の神風特攻隊が最初に飛び立ったのは「マバラカット西」飛行場で、敷島隊が最初に突入に成功した十月二十五日に離陸したのは「マバラカット東」飛行場である。ディソン氏が昭和四十九年、最初に特攻隊の記念碑を建てるとき、ほんとうは「最初に飛び立った」マバラカット西飛行場跡につくりたかったのだが、当時その場所は米軍基地の敷地内だったので断念し、やむなくマバラカット東飛行場跡に建てたという経緯がある。
昭和55年(1980年)1月15日初版「フィリピンの戦い」5頁
昭和50年(1975年)8月15日初版「追想のフィリピン」71頁
神風西飛行場記念碑序幕式 2004.10.25
20180911 1112 マバラカット東西飛行場地図挿入 更新